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青い信頼の炎、愛着の「ブルーフレーム」
そこに七十年のこだわりがある・・・・。本当にいいものの、の証。
約70年前、頑固で完璧を望む英国人がつくり上げた、ブルーフレーム。
発売以来、基本的なモデルチェンジのない完成されたフォルムと
性能が幅広い支持を受け時代を超えて愛用されています。
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アラジンブルーフレームの歩み
約70年前、頑固で完璧を望む英国人がつくりあげたブルーフレーム。
発売以来、基本的なモデルチェンジのない完成されたフォルムと性能が幅広い支持を受け、時代を超えて愛用されています。 |
1930年代の始め、米国アラジン社と英国の企業家ジャック・インバー氏との間に合弁会社英国アラジン社が設立されました。
当時の米国アラジン社は、青炎式バーナーを使った優秀な石油ランプを製造しており、米国はもちろん、広くヨーロッパ各国に輸出していました。
英国アラジン社構想は、このランプを英国で製造し、ヨーロッパのみでなく、全ユーラシア大陸に販売するというものでしたが、この構想が軌道にのると同時
に、英国アラジン社のジャック・インバー社長は、もしこのすばらしい性能の青炎バーナーを暖房器具に使えば画期的な石油ストーブができるのではないかと考
えるようになり、さっそくその商品開発のためのインバー・リサーチ社を設立し、ブルーフレーム石油ストーブの研究開発に着手しました。長期の研究、開発のすえ完成したのが現在のアラジンブルーフレームの原型となったI.R.です。
I.R.とはINBER RESEARCH社の頭文字です。このI.R.ブランドのブルーフレームも日本に相当輸入されています。
この石油ストーブに絶対の自信をもったジャック・インバー社長は、インバーリサーチ社を英国アラジン社に合併させアラジンランプの広い販路にのせて世界的な拡販をはかるため、著名ブランドのアラジンをこの商品名につけ、アラジンブルーフレームとしました。
英国アラジン社の創立が米英両国企業の合併会社であったように、アラジン社の基本的な姿勢は、販路の確立した国や地域で、現地の優秀メーカーと手を組 み、協力して会社をおこし、現地生産をして船賃などの余計な経費を省いた価格で販売することにあるのです。そのあらわれが、フランスアラジン社、オースト ラリアアラジン社、メキシコアラジン社、イランアラジン社そしてディック家庭機器株式会社(旧日本アラジン社)であるわけです。
アラジン ブルーフレーム ヒーター (B.F.H.)は第2次世界大戦前に英国に滞在した人達が日本に持ち帰り、ほんの一部で愛用されていました。
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32年にベンツやフォルクスワーゲンの輸入販売で著名な株式会社ヤナセがいち早く輸入をはじめ、その品質性能の良さを知っている人々の口伝えで上流家庭で愛用され始めました。
この頃はI.R.ブランドやシリーズ15で、今でもこのタイプを使っているユーザーを多く見受けます。
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35年頃から国産のストーブが数多く生産され始め、翌36年、暮らしの手帖社が市場にある全石油ストーブをテストした結果アラジンB.F.H.が品質性能ともに第一位の評価を受け、一躍脚光をあびました。
暮らしの手帖の愛読者層と、アラジンB.F.H.の購買層が一致していた事もあって、急速に普及し始めました。
一般に商品は、余るほど市場にでると、必ず流通過程での混乱が起きたり、商品を良く知らない人が乱暴に使って事故を起こしたりして商品そのものの寿命を縮めてしまいますが、アラジンB.F.H.の販売方法は無理な拡販体勢をとらず、限定した市場にだけ出して名声を維持してきました。
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38年〜42年頃、国産の石油ストーブが急速に普及し、同時に使用ミスによる火災事故が増加し、その結果各メーカーは、転倒しても火災のおこらないさまざまな構造を研究開発しました。そして安全二重タンク構造が開発され、アラジンもこれを採用し、42年度からシリーズ16として発売をはじめました。
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44年には外枠とチムニークリップの形状を新二重タンクに合わせて変更したシリーズ16新型を発売しました。
シリーズ16型から、芯についている位置決めのボタンホックが爪式に変わり、また二重タンク構造のため、芯調節ハンドルの位置の形状、方式が変更となりました。
この頃から、日本では石油ストーブ唯一の弱点であった地震に対する自動消火問題がやかましくなり、各社ともその開発に取り組みました。
JIS規格の中にこの項目が加わり、年を追って厳しくなってきました。 |
46年にはシリーズ25として、英国で開発した対転倒自動消火装置を装着しましたが、これは震動で消える装置ではなく、転倒時のみの作動で、47年のJISは改定によりあらたに震動時の消火が義務付けられました。
47年アラジン社としては英国側で開発できる最終的な対震自動消火装置を装着したシリーズ32を発売しました。これは地震動によって蓋が上から落ち込む方式でしたが、自身のない英国で得られるデータは少なく、実験する設備も日本より少ないため、日本のメーカーが開 発した消火装置の法がやや優位で、その後のJIS規格の変更により、このシリーズは1年で打ち切り、設備のある日本側に、アラジンに合う対震自動消火装置の開発を依存することになりました。 |
48年、日英の技術協力の形でアラジン社と深いつながりを持っていた国産石油ストーブ専門メーカーの株式会社フジカが、それまでにアラジン社との間に技術提携、販売提携の契約を結んでいたので、急速にこの計画が具体化し、アラジンブルーフレーム本体の中で直接燃焼に関係のない上面板、外枠、外筒の国産化と消火装置の開発生産を日本側が受け持つこととなりました。
このために48年日本アラジン社が株式会社ヤナセ、株式会社フジカ、英・米アラジン社の合弁において設立されました。48年、シリーズ37P・K・Dとして、英国製部品を日本で組み立てたアラジンブルーフレームが発売されました。
一方地震に対するJIS規格が次々と改定され、こまかい部品の改造を要求されるようになりました。
49年も48年と同じ方式でタンクや燃焼部は英国製、その他の部品を国産し、日本で組み立てを行いましたが、周知のとおり49年の英国産業界は激しい 労働攻勢やインフレのため、停滞を続け、輸入の納期等に多少の問題が生じました。その上、50年からのJIS規格による規制がさらに厳しくなり、従来 の真鍮製ハンダ付けタンクでは、新しい規格に適さないようになったので、18.8クローム・ステンレススチールを用いた電気熔接タンクに変更することに し、その製造を日本側に依存することになりました。
50年からの対震自動消火装置は、“作動状態にしないと、ストーブに点火できない構造”というJIS規格に変更され、“消火装置を取り付ける”考えから“消火装置を本体に組み込む”考え方となりました。
一方48年からの実績により、日本側技術に対する評価が高まり、英国側としても英国でなければできない部品を除いては、50年から全て日本側に任せることに決定しました。
この間、日本アラジン社をさらに強化するため、従来からアラジン魔法ビンの総発売元として米国アラジン社と深いつながりのあった大日本インキ化学工業株式会社が、日本アラジンの経営に参加し60%の大株主となって社名もディック家庭機器株式会社に変更、アラジンブルーフレームの国産化プロジェクトを強力に進めることとなりました。
かくして、完全に新JIS規格に適合するアラジンブルーフレームが誕生し、50年のシーズンからシリーズJ380001、J380002、J380002Sとして発売されることになりました。 |
51年は芯の繰り出し装置等を装備したシリーズJ380003、J380004が発売されました。
53年より対震自動消火装置は、芯下げ方式のみとなり、構造もスタイルもすっきりしたシリーズ39カスタムJ390001<W>、J390001<G>として発売されるようになりました。
54年にはシリーズ39カスタムの優れた性能をベースに、外筒の上下装置、タンクの引き出し装置などユニークなアイデアをもりこんだファン付きポータブルストーブ、ファンブルーJ351001<W>、J351001<G>が発売されました。 |
以上のような歩みを経て50年から新たなアラジンブルーフレームが生まれたわけで、基本的なデザインはI.R.時代、シリーズ15時代から一貫して変わらず、一部の機構だけが厳しい日本のJIS規格に適合するよう改造されてきたものです。確かに他の石油ストーブに比べ、価格が高い商品ですが、本当の価値と優れた性能をお求めの場合は、決して高いものではありません。
良くて安いのが商品としての理想ですが、これほど品質、性能、機構を吟味し、手をかけるとコストも高くつきます。もし今、英国で同じものを完全生産した場合2倍近くの小売価格になると推定されます。
問題は商品の価値であり、そのブランドに対する信頼であり、アラジングループはブランドに傷をつけない最高の性能と品質を皆様にお届けすることを常に心がけております。 |
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